ピアカウンセラーになるには 求人 アルバイト 給料

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ピアカウンセラーとはどういうもの?

ピアカウンセリングとは、悩みや障害など何らかの問題を抱えた人同士が集まり、同じ仲間(ピア)として支え合い、安定した自立生活における精神的サポートや情報交換などを行うものです。

 

例えばアルコール依存症の方が集まる会などでは、当事者同士がお互いに自身の経験を語ったり、再び依存を繰り返さないための意識確立ための支え合いなどを行ったりしますが、そういった自助会もピアカウンセリングの一種です。

 

他にも、犯罪や災害やいじめの被害者、難病やがんなどの患者、精神・身体的障害を持った方、薬物やギャンブルなどの依存症など、実に様々な形のピアカウンセリングの場があります。

 

ここでまず考えておきたいのは、ピアカウンセリングは我々がイメージする一般的なカウンセリングとは違うという点です。

 

心理カウンセラーのような「専門家」が悩みを抱えた人に対してカウンセリングを行うのとは違い、ピアカウンセリングは現状または過去に同じ問題を抱えている「当事者同士」で行う場合が一般的です。通常同じ目線・立場の人同士が、あくまで自身の力での自立をサポートし合うという形です。

 

つまり、本来は専門家やプロがクライアントの回復のための責任を持つようなものではないということです。

 

ピアカウンセラーは職業ではない?

 

ピアカウンセリングは上記のような形態なので、ピアカウンセラーが職業として確立しているのかどうかは意見が分かれます。またピアカウンセラーには現在公的な資格もなく、民間資格のみとなっています。

 

そして端的に言うと、ピアカウンセリングのみで収入を得ていくのは非常に困難と考えられます。

 

まずピアカウンセリングの場合、個人であるカウンセラーがピアカウンセリングを行うのであれば本来のピアカウンセリングからはかなり違った形になってくるでしょう。一概には言えませんが、個人と集団の違いや立場や目線の違いもあり、効果的なピアカウンセリングが出来るかどうかは疑問が残ります。

 

ピアカウンセラーを職業として名乗る人もいなくはありませんが、そういう人もピアカウンセリングをカウンセリングスキルの一環として用いるだけのことが多く、実質的にはピアカウンセラーというよりは心理カウンセラーとして仕事をされている場合がほとんどです。当然カウンセリングについて専門的な勉強もしています。心理について何も勉強していない人がカウンセリング行為を行うのは問題があります。

 

またピアカウンセリングはカウンセリング対象者はかつて自身が抱えていた、あるいは現在も抱えている問題を持っている人に限定されるため、単純にクライアントや働ける場所が限定されるという点もあります。

 

何より、求人案件も職業としてピアカウンセラーを募集している所はほとんどありません。やはりピアカウンセリングは同じ悩みや問題を抱えた仲間同士が集まって行うものというのが世間の一般的な認知のため、募集があったとしてもボランティアもしくはアルバイトとして出されることがほとんどだからです。

 

同様の職業としては、ピアカウンセラーよりピアヘルパーという職業のほうが浸透しており、その役割も多岐に渡ります。 NPO日本教育カウンセラー協会認定ピアヘルパー 資料請求

 

ピアカウンセラーになるには

 

今ピアカウンセラーになりたいと考えている人はおそらく、自身の体験から同じ悩みや問題を抱える人の助けになりたいという思いを抱いている人が多いのではないでしょうか。

 

しかしピアカウンセラーを職業として身を立てるのがかなり困難なのは先述の通りです。そんな中でピアカウンセリングに携わる道は大きく分けて2つ考えられます。

 

@心理カウンセラーなど、何かしら身を立てられる他のカウンセラーとなりピアカウンセリングに携わる。

 

A職業としてではなく、ピアカウンセリングのボランティアやアルバイトに参加してピアの一人として携わる。

 

自身の体験から同じ悩みや問題を抱える人の助けになる職業に就きたいというのであれば、何もピアカウンセラーに拘る必要はないでしょう。

 

もしカウンセラー系の職業に就きたいのであれば、カウンセラーの仕事に広く必要とされる臨床心理士や、2018年からカウンセラー系の資格で初めて国家資格として認定される公認心理師などを取得しておいたほうが、ピアカウンセラーを目指すよりよほど食べていける可能性は高いと思います。

 

ただし臨床心理士や公認心理師は取得するのに指定大学院や専門職大学院卒などの厳しい条件があります。大学に行くのは難しいという人は、民間資格を考えてみてもいいでしょう。心理系の民間資格は沢山あるので、スキルをつけるために取得してもいいかもしれません。現在プロとして活躍している人でも、民間資格しか持っていない人や資格を何も持っていないという人も沢山います。

 

また、ピアカウンセリングのボランティアを募集している所はたくさんあります。自分が経験した悩みや問題に苦しむ人の助けになりたいと思った人は、まずそういった所に色々と参加してみる事からはじめてはどうでしょうか。同じ目線、立場の仲間(ピア)として関わるのが本来のピアカウンセリングだからです。

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